2004.8.16
AM 1:36
破水 ・・・ 静かに眠っていました。 お腹の奥の方で 「コト コト コト...」 と不思議な響き・・・
長女の亜美が誕生した時刻。 確信。
すぐに 温かい水が流れ出し、収縮の始まり・・・
5分も空かない間隔に緊張が走りますが、深呼吸をして目を閉じ
お腹に手を当て赤ちゃんの存在を感じ取る事ができると、不安は消え
「一緒に頑張ろうね」 と、意識を一つにできました。
冷静を保つため、簡単に部屋を片付け洗顔します。入院に忘れ物がないかも チェック。
慌てる主人にせかされ(笑) 車に乗り込みます。
雨が降っていました。
AM 2:05
振動 ・・・ 収縮の間隔は3分を切っていて、住まいのある末吉から
病院まで 約30分... もつかなぁ?
車が動き出すと更に強い収縮・・・
痛みが来ている時に、スピードを出されるのがとても辛いので
横に座る娘が主人に合図を出します。
痛んでいる時は スピードダウン
痛みが去ると スピードアップ
運転席では、アクセルとブレーキを交互に踏み大忙しです。
絶妙なチームワーク。 家族がひとつになっていました。
AM 2:20
命名・・・ 道中も半ば、町の灯りが見えてきた頃には1分を切りいきみも出てきました。
あまりに勢いの良い収縮に感心してしまいました。
『 これは 荒れくるう 海の音だ! 』 と思いました。
AM 2:50
呼吸 ・・・ 病院へ到着すると、即 分娩台へ...
アロマと音楽に包まれ、イメジュリーをしながら長時間を過ごすはずの
陣痛室は、更衣室になっただけ・・・
「イキまず 陣痛の力で赤ちゃんを導きましょう」
と、助産師さんの嬉しい言葉・・・ これこそ自然なお産。
子宮口は全開で、イキみを呼吸でやり過ごすのは大変な思いですが、
海音(かいと) がつぼみを開こうと賢明に頑張っている。
少しでも楽に導いてあげるのが 私の役割。
そして、すぐ側で見守ってくれる主人と娘のお陰で とても安心で
収縮が治まっている間はジョーダンも混じっていました。
下腹部での出来事が全身をしびれさせ 精神は徐々に無に・・・
強烈に熱く 燃える玉の様な 海音は猛烈なイキミと共にすぐそこ迄やってきました。
AM 3:30
開放 ・・・ 「さぁ、もう準備は良いでしょう。 よくガマンしたわね」
どんなに嬉しい言葉だったでしょうか。
魂心の愛を力に託し、「よく頑張ったね」 と押しあげてます。
大きくて 固くて 熱い玉...
頭が最後の扉を全開させ出てきました。
今まで同体だったものの分離。
別れなのか 出会いなのか・・・・・ 終わりであり始まり。
AM 3:38
誕生 ・・・ 一人の人となった姿は 拳を握り 産まれた事を主張する力強い声をあげていました。

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